やたらに、ゆとり。

しれっと徒然なるままに書く人。

読書感想文⑧ 森下典子『いとしいたべもの』

走馬灯、ぜひ体験してみたい、と思います。 いや! 単純にどんなんなのかな、って〜〜 ことばにするのは簡単ですが、なんともこの走馬灯とやらは、致死的危機に接しない限り体験できないそうで。 大学4年のころ、ふとしたときに、小学生の頃や中学生の頃の記…

読書感想文⑦ 花田菜々子『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと』

すきな歌があります。 クリープハイプ「陽」。 1,2番のサビの歌詞が、 今日はアタリ 今日はハズレそんな毎日でも明日も進んでいかなきゃいけないから大好きになる 大好きになる今を大好きになる催眠術でもいいからかけてよ明日も進んでいかなきゃいけないか…

読書感想文⑥ 米澤穂信『満願』

こんなメールが届きました。 実は本日、このブログの半年記念日でございます! わー! ぱちぱち! いぇーい! え? いやいや、このブログはじまってたったの一週間しか経ってませんやん。 否、ブログを開設したのは半年前で間違いございません。 ただ、ただ…

土日は漫画② やまもり三香『椿町ロンリープラネット』

家に一人でいることが多いです。 もともとアウトドア派ではないのですが、このところ番犬ポジションが確立されていっている気がします。 メリットがありまして。 番犬兼ハウスキーパー的な立ち位置な今、学生時代おろそかにしてきた家事を自主的にできるよう…

土日は漫画① 高野ひと深『私の少年』

相性最強のふたつって、ありますよね。 本日の最強のタッグが、こちら。 ステラおばさんが強すぎるんだよな。アイスクリームをサンドしてみたはじめの方に割れんばかりの拍手を送りたい。 感謝この上なし。 しっとり系かな? と思いきやしっかりサクサク感も…

読書感想文⑤ 氏田雄介『54字の物語』

欅坂46が好きです。 秋元康プロデュースのAKB48の公式ライバルとしてデビューした、超絶カワイ子ちゃん軍団・乃木坂46の姉妹グループとしてメンバーオーディションが開催された欅坂46。(豆知識:オーディション段階では「鳥居坂46」というグループ名だった…

読書感想文④ 有川浩『ストーリー・セラー』

若者ことばは面白いなあ、とつくづく思います。 かくいう私もまだまだ若者側の人間ですが。 若者ことば話者こそ、気にしていないのだろうけれど、何気ないウィット感に、とても魅力があると思うのです。 アホそうなことばの秘めたる表現の幅の広さ。 耳にし…

読書感想文③ 穂村弘『絶叫委員会』

絶妙にどう反応すればいいかわからない話題のひとつを挙げます。 つまり、超絶どうでもいい話題です。 私、変なところで几帳面出ちゃうんだよね~~!(なぜか誇らしげ) です。 ではではいまから、変なところで几帳面出ちゃうっていう話をするので、見たく…

読書感想文② 乙一『暗いところで待ち合わせ』

素敵なハッシュタグを見かけました。 #雪という文字を使わずに雪が降るを文学的に表現してみろ 「〜を使わずに」 制限があると燃えちゃいますね。 煽られると燃えちゃいますね。 私的ベストオブ「#雪という文字を使わずに雪が降るを文学的に表現してみろ」↓ …

読書感想文① 森見登美彦『熱帯』

余談ですが、 小中高、と電車通学だった私には変な癖があります。 電車に乗っている人の素性を、無差別に想像してしまうのです。 年齢、職業、居住地、配偶者の有無 and so on. この癖がはじまったきっかけの記憶は皆無ですが、癖ってそういうものだから、ま…

読書感想文⓪ 序

昨年12月、23歳になった。 23歳には結婚するものだと思っていた、幼き頃。(母が23歳で結婚した) 23、にじゅうさん。 なんとまあ、馴染みのない。 23歳らしく。 「らしい」ってなんだい。 大人っぽく。 「ぽく」ってなんだい。 「ぽく」単体で見るとちょっ…