土日は漫画① 高野ひと深『私の少年』
相性最強のふたつって、ありますよね。
本日の最強のタッグが、こちら。
ステラおばさんが強すぎるんだよな。アイスクリームをサンドしてみたはじめの方に割れんばかりの拍手を送りたい。
感謝この上なし。
しっとり系かな? と思いきやしっかりサクサク感もあり、何と言っても、チョコチップがええ仕事してるんやわ。
その最強おばさんに負けないのがやっぱりこちらも大大大老舗、三ツ矢サイダーですよ。
縁日のラムネとは少し違う、三ツ矢しか作り出せないさわやかな甘さと、程よい強さの炭酸。くぅ〜〜。
土日は漫画です。
ゆる〜〜く参ります。
先日も言ったはずなのですが、私、視力が0.01です。
ふつうに2.0ガンガン見えていたのに、小学3年のころ、急に0.5くらいまで下がりました。
小3ながら、原因はすぐに検討がついたので、あ〜自業自得や〜と、キッパリと諦めがつきました。
原因は、ずばり
漫画の読みすぎ(暗い部屋で)。
はい。
私、根っからの漫画オタクでして、そのはじまりが小学2年のころでした。
あくる日もあくる日も、年がら年中、朝も夜も、漫画を読みまくっておりました。
そんなオタク道突っ走る娘を見兼ねた母はついに、漫画は1日1話だけ! という制限を設けたのです。
でもそんなん守るわけない!
母の目を盗んで、読むに決まっています。
トイレにこもって読むのは、すぐにばれました。
自分の部屋にこもるのも。
こもるのはすぐにばれる。
そこで思い付いたのが、
母が起きる前に読もう。
だったのです。
朝5:30ぐらいに起きるぞ! 私は早く起きる! と念じながら就寝。(アラームをいじるとばれる)
漫画への執念はものすごく、ほぼぴったり5:30に目が覚めていました。
今考えると、私が朝に強いのはこの習慣からかもしれんな。
電気をつけるとばれる。じゃあ、電気つけへんかったらええやん!
あほです。
そうして朝に読み漁り、母が起きる前に布団に戻り、ウソ寝する。
こんな習慣、そりゃ視力落ちますね。
ですので、そりゃ私はキッパリ諦めがつきますわ。
諦めがつかなかったのは、母の方でした。
視力が悪いと無駄な出費が将来増えるから、と言って、「アイトレーニング」という視力回復トレーニングの教室に通わせてくれたのです。
今思い返すと、母は鬼でしたね〜〜。
週に一度のアイトレーニング。
トレーニングを45分ほど行い、帰り際に視力検査をする。という流れ。
その視力検査で毎回の0.1上がっていないと、なんと、
漫画禁止。
1話だけ! と、禁止! じゃあ、わけが違いますよね。
必死ですよ。母子ともに。
泣きながらアイトレーニングをする娘。(暗いところで漫画はやめていない)
娘の将来を心配して、漫画禁止制度を執行する母。
めちゃめちゃ視力いい妹。(当時)
そんなこんなで、メガネデビューからのコンタクトデビューを小学5年までに済まして、堂々と近眼街道を歩んできました。
しかし、レーシック手術とやらにはまだまだ辿りつけていません。
レーザー怖いもん。
(先端恐怖症)
なんとも怪しいタイトル。
登場人物は、スポーツブランド会社で働く30代女性と、小学6年生の美しすぎる少年。
ふたりは、家族でも親戚でも、なんでもありません。
ある日の遅い時間、女性は、自宅近くの公園でサッカーの練習をしている少年を見かけます。
不審者のニュースなどもあり心配で、少年に話しかける女性。
顔こそ整ってはいるけれど、小学6年生の割に幼すぎる服装、伸びっぱなしの髪、さらに少年の話から、もしかしたらこの子は育児放棄されているのかもしれないと、勘づいた女性は、
毎週金曜日、私がいる時だけこの公園でサッカーの練習をすること!
という約束を少年と交わします。
既存のことばでは言い表すことかできない、名前の付かない感情、間柄に、ただただ引き込まれる作品です。
何でもかんでも名前をつけて世の中を認識していくのがヒトだと思うのですが、そこまで名前に執着しなくてもいいのではないのかな、などと思いつつ。
土日は漫画。ゆるっと参るつもりでしたが、まあいつも通りこんな感じになってしまいました〜〜
余談ですが、先日載せたこの写真、
今でこそ、小説や新書が四方につまっていますが、大学在学中は、マンガタワーでした。
卒業し、職に就くにあたって、実家に戻ることになったのですが、
なんと、漫画、売り払われておりました。
そしてやむなくマンガタワー改め、ブックタワーとなったのです。
現在漫画の居場所はとてもこじんまりとしております。
母よ、前世が漫画に懲らしめられでもしたのか……!