やたらに、ゆとり。

しれっと徒然なるままに書く人。

2019-01-01から1年間の記事一覧

読書感想文⑥ 米澤穂信『満願』

こんなメールが届きました。 実は本日、このブログの半年記念日でございます! わー! ぱちぱち! いぇーい! え? いやいや、このブログはじまってたったの一週間しか経ってませんやん。 否、ブログを開設したのは半年前で間違いございません。 ただ、ただ…

土日は漫画② やまもり三香『椿町ロンリープラネット』

家に一人でいることが多いです。 もともとアウトドア派ではないのですが、このところ番犬ポジションが確立されていっている気がします。 メリットがありまして。 番犬兼ハウスキーパー的な立ち位置な今、学生時代おろそかにしてきた家事を自主的にできるよう…

土日は漫画① 高野ひと深『私の少年』

相性最強のふたつって、ありますよね。 本日の最強のタッグが、こちら。 ステラおばさんが強すぎるんだよな。アイスクリームをサンドしてみたはじめの方に割れんばかりの拍手を送りたい。 感謝この上なし。 しっとり系かな? と思いきやしっかりサクサク感も…

読書感想文⑤ 氏田雄介『54字の物語』

欅坂46が好きです。 秋元康プロデュースのAKB48の公式ライバルとしてデビューした、超絶カワイ子ちゃん軍団・乃木坂46の姉妹グループとしてメンバーオーディションが開催された欅坂46。(豆知識:オーディション段階では「鳥居坂46」というグループ名だった…

読書感想文④ 有川浩『ストーリー・セラー』

若者ことばは面白いなあ、とつくづく思います。 かくいう私もまだまだ若者側の人間ですが。 若者ことば話者こそ、気にしていないのだろうけれど、何気ないウィット感に、とても魅力があると思うのです。 アホそうなことばの秘めたる表現の幅の広さ。 耳にし…

読書感想文③ 穂村弘『絶叫委員会』

絶妙にどう反応すればいいかわからない話題のひとつを挙げます。 つまり、超絶どうでもいい話題です。 私、変なところで几帳面出ちゃうんだよね~~!(なぜか誇らしげ) です。 ではではいまから、変なところで几帳面出ちゃうっていう話をするので、見たく…

読書感想文② 乙一『暗いところで待ち合わせ』

素敵なハッシュタグを見かけました。 #雪という文字を使わずに雪が降るを文学的に表現してみろ 「〜を使わずに」 制限があると燃えちゃいますね。 煽られると燃えちゃいますね。 私的ベストオブ「#雪という文字を使わずに雪が降るを文学的に表現してみろ」↓ …

読書感想文① 森見登美彦『熱帯』

余談ですが、 小中高、と電車通学だった私には変な癖があります。 電車に乗っている人の素性を、無差別に想像してしまうのです。 年齢、職業、居住地、配偶者の有無 and so on. この癖がはじまったきっかけの記憶は皆無ですが、癖ってそういうものだから、ま…

読書感想文⓪ 序

昨年12月、23歳になった。 23歳には結婚するものだと思っていた、幼き頃。(母が23歳で結婚した) 23、にじゅうさん。 なんとまあ、馴染みのない。 23歳らしく。 「らしい」ってなんだい。 大人っぽく。 「ぽく」ってなんだい。 「ぽく」単体で見るとちょっ…